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[理想化学式] Cu(UO2)2(AsO4)2・10−12H2O 銅とウランを含む砒酸塩鉱物である。色は明緑色,帯青緑色,エメラルドグリーンなど緑色系のものが多い。正方晶系であり結晶は板状結晶で正方形または正八角形に近いものが多い。ドイツのフライベルグ鉱山学校の学長のグスタフ・アントン・ツォイナー氏が名前の由来だそうだ。海外ではイタリア・コンゴ(旧ザイール)・アメリカ・アルゼンチンなど世界の所々で見られるが,コンゴ(旧ザイール)産のものは美しいものが多いことで有名である。日本ではこの岡山県の三吉鉱山や福島県の水晶山など産地は余り多くない。三吉鉱山の砒銅ウラン鉱は二坑と九坑で産出し,グライゼンの割れ目や石英を主とする母岩の表面に見られる。また硫砒鉄鉱,スコロド石,孔雀石の近くに見られることが多い。ウランの初生鉱物はコフィン石ではないかと言われているようだ。コフィン石,含砒素鉱物,含銅鉱物の分解生成によるものとされている。拡大写真では左上の薄緑色の鱗片状の部分が本鉱である。顕微鏡写真ではエメラルドグリーンの半分に割れた正方形の結晶が見られる。これくらいの量でもガイガーカウンターを近づけると平均2.1μSv/h程度の放射線を感知する。砒銅ウラン鉱は含まれる水分の違いでメタ砒銅ウラン鉱と区別される。砒銅ウラン鉱(10−12H2O)から水分が抜けたものがメタ砒銅ウラン鉱(8H2O)となり,産出するもののほとんどはメタ砒銅ウラン鉱(8H2O)となるそうで,この標本も正確にはメタ砒銅ウラン鉱ということになる。 MENUページに戻る 前のページに戻る |