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[理想化学式] CaAl2Si4O12・6H2O カルシウムとアルミニウムの珪酸塩鉱物である。色は無色または白色が一般的であるが,まれに黄色,ピンク色,薄茶色のものもある。ガラス光沢を示す。一般的には菱面体結晶,多角形結晶が集合しているものが多い。三斜晶系である。硬度は4〜5,比重は2.1である。ギリシア語の霰(あられ)が名前の由来だそうだ。沸石の中では100℃くらいまでの割合低温で生成されるようで同様の温度で生成されるソーダ沸石,トムソン沸石などともに見られる場合が多い。海外ではアメリカ,カナダ,イギリス,オーストラリアなどが主な産地である。日本では鉱山以外に見られる方が一般的であり,新潟県の間瀬,島根県の隠岐の島,香川県の鷲ノ山,佐賀県唐津市などできれいな結晶が見られる。鳥取県,島根県,岡山県,広島県の県境付近には多くのクロム鉱山跡があり,それらクロム鉱床に伴う斑レイ岩には沸石類が見られる。高瀬鉱山でも斑レイ岩の表面や割れ目などに生成されている場合がある。拡大写真では少し分かりづらいが白色鉱物の間に囲まれた部分に見られる。拡大写真では半透明の菱面体結晶になっている。ただし,クロム鉱山では普通輝石,方解石,苦灰石など白色系の様々な鉱物が見られ肉眼での鑑定はかなり難しい。ただ塩酸テストにより炭酸塩鉱物と珪酸塩鉱物の区別は可能であるため,塩酸に溶けない菱面体結晶で他の沸石類を伴うものであれば本鉱の可能性が高いと推察できる。 MENUページに戻る 前のページに戻る |