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[理想化学式] U(SiO4)1−X(OH)4X ウランの珪酸塩鉱物である。色は黒色〜濃灰色である。結晶を作らず塊状,粒状,土状,皮膜状のものがほとんどであり見栄えはあまり良くない。正方晶系である。ほとんどが微細であるため硬度や比重を測ることは難しいが,硬度は5〜6で比重は5.1とされている。ウランを含む鉱物であるため放射能を放出している。共生鉱物としては閃ウラン鉱,トール石,黄鉄鉱,粘土鉱物などである。アメリカのコロラド高原のウラニウム鉱床に関する研究を行った地質学者であるルーベン・クレア・コフィン氏が名前の由来だそうだ。海外ではアメリカ,フランス,オーストラリアなど各国で見られる。日本では鉱山では鳥取県の小鴨鉱山,岡山県の三吉鉱山などの所々に微量に産出する。鉱山以外では京都府の京丹後市,秋田県の仙北市でも確認されている。剣山鉱山では褐鉄鉱に汚染された花崗岩の表面などにくすんだ黒色の皮膜状を成して産出した。剣山鉱山のウラン鉱物としては一次生成された鉱物であり,コフィン石が分解し銅や鉛などの金属と結合し燐銅ウラン石,銅スクロドフスカ石,カソロ石などが生じたとされている。微細なものが多いため含まれていてもなかなか肉眼で確認できるものは少ない。拡大写真,顕微鏡写真とも黒色部分であるが,ガイガーカウンターを近づけると結構な放射線量を示すものの,面積からすると放射線量が少なく感じられるため黒色部分にいく分含まれているものと考えられる。 MENUページに戻る 前のページに戻る |