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[理想化学式] Cu18Al2(AsO4)4(SO4)3(OH)24・36H2O 銅とアルミニウムの砒酸塩鉱物であるが,硫酸基(SO4)も併せ持っている。色はくすんだ緑色〜青緑色または深緑色である。一般的に結晶は六角板状のものが多い。六角板状のものが単独または集合しているものが多い。時に六角板状結晶が母岩に埋め込まれているようなものも見られる。三方晶系である。硬度は2である。ギリシア語の銅と葉が名前の由来だそうだ。銅は含まれていることから葉は板状結晶を成すことからきているようだ。日本での産地は栃木県の日光鉱山,山口県の喜多平鉱山などごくわずかしかない。赤坂鉱山の葉銅鉱はブロシャン銅鉱や珪孔雀石を伴い産出する。拡大写真では分かりにくいが右側の下部あたりに見られる緑色の部分に含まれる。顕微鏡で観察するとその部分にややルーズな六角板状結晶がちりばめられている。周りの淡いくすんだ水色部分は珪孔雀石または銅を含む非晶質物質である。ルーペでは爪の切れ端のように見える。全体的に表面に珪孔雀石または銅を含む非晶質物質に覆われている。EDSにより分析を行ったところ,銅,アルミニウム,砒素,硫黄で主に構成されており,その他副成分としてカリウム,カルシウムなどを含んでいることが判明した。主成分と六角板状結晶から葉銅鉱と同定した。赤坂鉱山では主に鉛と鉄の砒酸塩鉱物が多くみられるが,かなり希にオリーブ銅鉱,パルノー石,葉銅鉱などの銅の砒酸塩鉱物が見られる。 MENUページに戻る 前のページに戻る |