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[理想化学式] PbAl3(PO4)(SO4)(OH)6 鉛,アルミニウムの燐酸塩鉱物であるが硫酸塩も併せ持っている。色は灰色がかった水色,灰色がかった黄色,黄色,薄黄色,黄緑色,くすんだ黄緑色,白色と色々な色のものがある。三方晶系である。はっきりとした結晶は稀で皮膜状または土状のものが多いが粒状,房状,針状,柱状のものも見られる。鉛を多く産出する鉱床に見られることが多い。硬度は4.5,比重は3.7とされている。明礬石のスーパーグループの中のビューダン石グループに属している。Pbの部分をA,Alの部分をB,Pの部分をCとするとAはカルシウム,バリウム,ストロンチウムに,Bは鉄に,Cは砒素に置換されることがありそれぞれ別種となる。模式標本地であるアメリカのコロラド州のヒンズデール郡のゴールデンフリース鉱山が名前の由来だそうだ。銅や鉛を多く産出する鉱床では黄色の皮膜状の鉱物が様々見られることがあり,明礬石のスーパーグループの中の明礬石グループ,ビューダン石グループ,鉛ゴム石グループの鉱物にも類似したものがある。鉄明礬石,ビーバー石−Cu,亜鉛ビーバー石,鉛ゴム石,ビューダン石,イダルゴ石などとよく似ており肉眼での同定は難しい。世界的にはイギリス,ドイツ,アメリカ,オーストラリアなど各地で見られる。日本では北海道の小別沢鉱山,秋田県の亀山盛鉱山などで産出する。赤坂鉱山ではズリ中に所々見られるが,類似鉱物であるビューダン石も多く産出するため拡大写真のようなものでなければ同定は難しい。拡大写真では左側の薄いベージュ色の部分が本鉱である。顕微鏡写真では土状であることが確認できる。当初この鉱山では砒酸塩鉱物が多く見られるため砒酸塩鉱物と考えたがEDS分析の結果若干P>Asとなっていた。またAlとFeを比較したところ圧倒的にAl>Feとなっていた。X線回折分析を行ったところ,わずかながらズレが見られるもののほぼヒンスダル石のピークと一致している。このズレについては砒素の置換や鉄の置換が原因と考えられる。 MENUページに戻る 前のページに戻る |