[理想化学式] Cu19Cl(SO)(OH)32・3H
 銅のハロゲン化鉱物である。硫酸基(SO4)を併せ持っている。色は明青色,くすんだ青色,水色,帯緑青色,暗青色と基本は青色だが青味に幅がある。亜ガラス光沢,土状光沢を示す。六方晶系である。結晶は海外では柱状結晶が集合したもの,柱状結晶が集合して球状,粒状,房状になったものが見られる。日本では皮膜状のものがほとんどである。硬度は3,比重は3.4〜3.5である。日本では海岸沿いの鉱床で見られることがほとんどだが,海外では海水とは関係ない鉱床でも見られる場合がある。スコットランドの化学者であり鉱物学者であるアーサー・コンネル氏に敬意を表したアメリカの地質学者であり鉱物学者であるジェームズ・デーナ氏により名付けられたそうだ。海外ではイギリス,フランス,ドイツ,アメリカなど世界各国に産出するが,中国,ロシア,メキシコ,ペルー,ブラジルでは産出例がないもしくは産出例が極めて少ないなど産地が偏っている傾向がある。日本では鉱山では福井県の内外海鉱山,鉱山以外では鹿児島県の甑島で産出が確認されている。産出例は少ないように思われるが,産出しても発表されていない事例が見られる可能性があり,もう数か所産地が増える可能性がある。志津木鉱山は海岸沿いに鉱床があり,海水と銅の鉱床の接触により生成された可能性が高く,転石の表面に生成されたものがアタカマ石ほどではないが所々に見られる。この産地では程度を問わなければ比較的見つけ易い鉱物である。しかし,この鉱山では斜開銅鉱を産出し,区別がつかないような色合いを成すことがある。採集場所によっては斜開銅鉱を疑う必要がある。また似た構成元素を持つ鉱物にスパンゴル石という鉱物があるがEDS分析の結果によりコンネル石と同定した。

                                                
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