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| [理想化学式] KAlSi3O8 カリウム、アルミニウムの珪酸塩鉱物である。長石の仲間の1つで、その反射光から玻璃長石(はりちょうせき)ともいう。玻璃とは水晶のこともしくはガラスの異名である。色は透明のものが多いが,白色、灰色、黄色味を帯びた白色、赤味を帯びた白色のものも見られる。透明〜不透明である。透明のものはガラス光沢を示す。単斜晶系である。結晶は薄板状で先端が緩く尖っているものが多く見られる。カリウムよりナトリウムに富むものはアノーソクレース、日本名では曹微斜長石という鉱物になる。一般的に硬度は6,比重は2.6とされている。共生鉱物は石英、斜長石、白雲母、黒雲母、角閃石類、磁鉄鉱などである。流紋岩や粗面岩に多く見られ、火山ガラス中の球粒として存在し、高温で生成されるようだ。他にも超カリウムに富むマグマ、高温接触変成岩中に産することもある。ギリシア語の小さな板と見るが名前の由来となっている。世界各国で産出の報告があり、南極でも産出が確認されている。日本でも産地は多い。高根鉱山ではズリ中に灰白色の母岩の表面に微細な薄板状の透明な結晶がパラパラ貼りついた状態で見られる。ただ改めて探してみるとなかなか見つからず、量的には少ないものと思われる。また、母岩については石英ではないような感じを受けるが未調査のため不明である。拡大写真でもカメラに上手く映らず、また顕微鏡写真でもほとんど分かりづらいが、顕微鏡写真の中央付近に斜めに走る線状のものが本鉱である。EDS分析の結果、XRD分析の結果からサニディンであることは明白だが、ある資料によるとナトリウムを多く含んだものが多いとされているが、この標本についてはナトリウムは微量に含まれる程度と思われる。 MENUページに戻る 前のページに戻る |
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